2013年3月26日

歴史を訪ねて!!


 みなさんこんにちは 担当の垣井です!!


木々も芽吹き、桜も咲きはじめいっきに春ですね~♪
みなさんはお花見の計画は立ちましたか?

私はまだですが通勤途中に、川沿いに咲き始めた桜を見て喜んでます^-^
これから楽しみたいと思います--♪



この季節は外が気持ちいいので、チョットお出かけしてきました彡


休日は家から半径5キロ以内で行動することが多いんですが…(笑)

春の陽気がそうさせたのか今日は散策もかねて車を走らせちょっと遠出です▲三▲

昨今の古事記1300年ブームもあり密かに人気スポット(パワースポット?)でもある、地元岡山にある備前国一宮 式内社 石上布都魂神社(いそのかみふつみたまじんじゃ)に行ってきました♪




一宮(いちのみや)とは…原則的に令制国1国あたり1社を建前とし、ある地域の中で最も社格の高いとされる神社のことだそうです。

*諸国一の宮の一覧図ですが興味のある方は調べてみて下さいネ。






こちらの神社の祭神はスサノオノミコトで
日本書紀(巻第一)には、「一書に日(まう)さく、…其のスサノオノミコトの、蛇を斬りたまへる剣は、今吉備の神部(かむとものを)の許(ところ)に在り。…」と記述され、吉備の神部とはこの神社です。

「吉備の神部」の補注に「延喜神名式、備前国赤坂郡に石上布都魂神社が見える。これかという。」と解説されています。

すなわち八岐大蛇を斬った剣は、当初、吉備の国の石上布都魂神社に祀られたことになります。
その後、この剣は、第10代崇神天皇(すじんてんのう)の御世(西暦前97~30)に当社から奈良に移され、石上神宮が創建されたといわれています。

要するに由緒ある古社ですが結構ムズカシイですよネ??



ここからは参拝までの道中が自然がいっぱいでとても気持ちよかったんでご案内します。




参道入口にはこんな看板がお出迎えしてくれます。
















ゆっくり景色を楽しみながら5分程登って行くと少しずつ石段の上に見えてきました。

















この右手に手水舎がありますので手を洗い、口をゆすいでいざ参拝です。

身が引き締まります!!



こちらが拝殿になります。


















休憩所がありここで神社の歴史を丁寧に教えてくれてお茶までいただきました。
ありがとうございました。(__)

スサノオノミコトの大蛇退治の神剣 複製が手にとってみることができます。

思わず先に休憩してしまいましたがまだ先があります。

境内左手に山へ続く道があり、500mほど登ると本宮があります。


その道のりも楽しみながら登れ、






確かに腰掛けてみたくなる魅力的な曲線です。


  まだ中間点です--






鳥居が見えてきました。もうすぐかな?












鳥居をくぐったら最後の階段ですが、うねり具合が龍の背中みたいでカッコイイ--。



本宮と磐座(いわくら)に到着です。

















神聖な場所ですね〓   ここまで来るとパワーをもらえる気がします。



















歴史も学べ、有意義な休日が過ごせました。


最後にこの石撫でて帰りましたけど、苦悩はこれで無縁かな…??!!





















よく見たら語呂合わせでしたけど^ ^ 

今年も無縁(九十四・六円)です。



みなさんも健康でありますように☆彡

2013年3月15日

☆~備前焼ができるまで~☆

 またまたみなさんこんにちは


今回は備前焼ができるまでを簡単にご紹介したいと思います。


出来上がった品物を見るだけではなく、新しく生まれてくる過程を感じてもらえれば
嬉しいです♪



まず最初に土づくりからスタートになります。




粗土
 
浦伊部田園風景
 
  





 
田土土掘り









備前焼は田土を用いた釉薬を使わない
高温で焼き固めて作られる焼き締めの器
です。












形成作業


道具①

道具②
















作家さんの七つ道具になります。こちらを使って形を整えていきます。



乾燥


 



窯詰め



窯詰め作業の善し悪しで、作品の焼け具合、模様が大きく左右されますので、
熟練の技がひかります。

炎の流れ、通り道 灰のかぶり方を計算し、変化のあるおもしろい焼け肌を狙います。



穴窯

窯詰め内部







   












登り窯




















窯焚き




窯 薪入れ
  松の割木で行われます。

窯炊きは約1週間から10日かけて行われ、
1300℃位まで徐々に温度を上げていきます。


これは熱さとの戦いでもあり、かなりの労力
が要されます。







窯 内部






















窯出し

                                                                                       

窯内部には棚が組まれ炎が当たるように工夫されています。  

                   
窯だし作業



窯だし内部


灰がかぶっており、窯出し後きれいに洗います。


簡単ではございますがこの工程をへて出来上がった作品たちがこちらです。
 


胡麻

 


桟切り
  

牡丹餅

 

窯変
 


















炎や灰のあたり方で色んな焼けが楽しめるのが魅力です。

これからの季節は異動や卒業シーズンですね。
お世話になった方にお一つどうですか?


気温差がはげしいので体調管理お気を付けてお過ごしください。



備前焼の産地を訪ねてみました♫~

 みなさんこんにちは♪


日に日に春を感じる瞬間が増えてくる季節ですね。

私は花粉で鼻がムズムズしてきて感じました。
~ちょっと風情がない感じかたですネ(笑)~


今回は岡山県にある六古窯の一つでもある備前焼産地のご紹介をさせていただきたいなと考えてます。

      マジメかってツッコまれそうですけど(笑)




備前焼はお店で見かけたり、岡山に観光にお越しの際お土産で購入したりと
ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
実際に作家さんが作ってるところだったり街並みをご紹介する機会があまりないと思いますので
ぜひこの機会に…!!!


備前焼は岡山県の瀬戸内海に面する南東部一帯を指す地名で、備前市伊部地区にあります。





のどかな田園風景

伊部駅全体像


 
伊部駅駅前通り


  
伊部駅備前焼陶壁画




【備前焼の産地】窓口でもある伊部駅を下車してすぐの通りには窯元や販売店が立ち並んでいます。

 これからあったかくなってきますので、窯巡りしてお気に入りを探して歩くのもワクワクしますね♪♪=
駅にある陶壁画は産地ならではで圧巻です!!!!


街中にもある産地ならではのおすすめスポットを紹介します。




備前焼の橋

備前焼破片の壁

天津神社の備前焼狛犬

煙突のある風景

焼き物愛好家のみなさん、六古窯制覇の手始めにまず備前に訪れてみてはどうですか?


毎日使ってる器はやっぱりお気に入りを見つけて使っていると
愛着がわいてきますのでぜひ見つけてみてください♪

些細なことで気持ちって変わりますよ!!!