今回は備前焼ができるまでを簡単にご紹介したいと思います。
出来上がった品物を見るだけではなく、新しく生まれてくる過程を感じてもらえれば
嬉しいです♪
まず最初に土づくりからスタートになります。
粗土 |
浦伊部田園風景 |
田土土掘り |
備前焼は田土を用いた釉薬を使わない
高温で焼き固めて作られる焼き締めの器
です。
形成作業
道具① |
道具② |
作家さんの七つ道具になります。こちらを使って形を整えていきます。
乾燥
↓
窯詰め
窯詰め作業の善し悪しで、作品の焼け具合、模様が大きく左右されますので、
熟練の技がひかります。
炎の流れ、通り道 灰のかぶり方を計算し、変化のあるおもしろい焼け肌を狙います。
窯焚き
松の割木で行われます。
窯炊きは約1週間から10日かけて行われ、
1300℃位まで徐々に温度を上げていきます。
これは熱さとの戦いでもあり、かなりの労力
が要されます。
窯出し
窯内部には棚が組まれ炎が当たるように工夫されています。
灰がかぶっており、窯出し後きれいに洗います。
簡単ではございますがこの工程をへて出来上がった作品たちがこちらです。
桟切り |
炎や灰のあたり方で色んな焼けが楽しめるのが魅力です。
これからの季節は異動や卒業シーズンですね。
お世話になった方にお一つどうですか?
気温差がはげしいので体調管理お気を付けてお過ごしください。